あなたが落ちるのは地獄レベル3の衆合地獄(しゅうごうじごく)にある割刳処(かっこしょ)という場所です。
地獄レベル | 地獄の種類 |
1 | 等活(とうかつ)地獄 |
2 | 黒縄(こくじょう)地獄 |
3 | 衆合(しゅうごう)地獄 ←ココ |
4 | 叫喚(きょうかん)地獄 |
5 | 大叫喚(だいきょうかん)地獄 |
6 | 焦熱(しょうねつ)地獄 |
7 | 大焦熱(だいしょうねつ)地獄 |
8 | 無間(むげん)地獄 |
衆合地獄の周りには複数の小さな地獄が広がっていて、その中の1つがあなたが落ちる割刳処になります。
衆合地獄の割刳処に落ちるのはこんな人

衆合地獄の割刳処は、男性を口で愛したり、自ら腰を動いて行為に及んだことのある女性が落ちる地獄です。
これだけだと納得できないと思うので少し、説明しますね。
仏教では、性欲は心を乱し人々を悟りの境地から遠ざけるものとして、避けるべきものと考えられています。こうして考え出されたのが衆合地獄(しゅうごうじごく)です。
衆合地獄は、男女問わずに性行為をした者が落ちる地獄です。人間の生殖行為を否定するなんてとても過激な地獄ですよね。
普通の性行為の場合は衆合地獄に落ちますが、女性が口で愛したりした場合には、特別な地獄が用意されており、それがあなたが落ちると診断された割刳処なのです。
この特別な地獄は衆合地獄にくっついていて、数は割刳処も含めて全部で16個。それぞれの地獄に落ちるには性にまつわる細かな条件が設定されています。
割刳処はこんなところ
割刳処では、口に関連した拷問が行われます。まず舌を引っ張り出され、その後口の中に熱く熱した鉄棒を次々と貫通させられます。
口に穴を開けられて苦しむ女性に、鬼は「生きている間に口で色々飲んだのだろう。だったらこれも飲めるよなw」と熱く溶かした鉄を口の中に流し込まれフィニッシュ。
性欲に溺れた者が地獄に落ちるのはわかります。でも、この拷問内容を考え出した人大概です。相当のサディストじゃないとこんな発想できないし、発案者も地獄に落ちるんじゃねーか?と個人的に思ったり・・・(汗。
・割刳処は女性限定の地獄で、口で男性を愛したり、自ら積極的に腰を動かした者が落ちる地獄。
・そこで行われる拷問では、口をボロクソに痛めつけられ、最後に溶かした鉄を口から流し込まれる。
ちなみに、性行為をしたら地獄に落ちるのは男性も同じです。しかも、男性にとって性欲をコントロールするというのはメチャクチャ難しい行為なので、女性から誘惑されると我慢することができません。
割刳処には、「どんなに優れた男でも女性の魅力には簡単に勝てない。ならば、女性に自制を求めるしかない・・・」という意味が込められているように思えます。悟りを開くためにどんなに辛い修行を耐えぬいた僧侶であっても、女性の魅力を目の前にすれば、簡単に籠絡され地獄に落ちてしまうんです。これではあまりに可哀想です。
女性の持つ魅力というのは本人が思っている以上に男性にとっては強烈である・・・ということを改めて教えてくれているのが割刳処なのでした。
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