あなたが落ちるのは叫喚地獄(火雲霧処)です【地獄レベル４−１５】

あなたが落ちるのは地獄レベル４の叫喚地獄（きょうかんじごく）にある火雲霧処（かうんむしょ）という場所です。

叫喚地獄の周りには複数の小さな地獄が広がっていて、その中の１つがあなたが落ちる火雲霧処になります。

叫喚地獄の火雲霧処に落ちるのはこんな人

叫喚地獄の火雲霧処は、酒を人に飲ませて、酔っ払ったその人を見て、バカにしたり、弄ったりした者が落ちる地獄です。

酒に酔うと面白くなる人ってたくさんいますよね。面白いこと自体は全然良いのですが、その面白い姿を見ようと意図的にその人にお酒を飲ませるとアウト。

お酒の場ではよく見る光景かもしれませんが、実は地獄に落ちる条件の１つになっているんです。基本、お酒を飲ませる行為は仏教ではあまりよく思われていません。（お酒は理性を狂わせる良くない飲み物と考えられているので。）

火雲霧処には、火炎燃えさかる超巨大竜巻が用意されています。その大きさは人々の想像を超えるもので、何も知らな人は雲とか霧と間違えてしまうほど。

火雲霧処に落ちた者はこの火炎竜巻の中に放り投げられ、全身を風で切られ、炎で焼かれます。竜巻の中の体は木の葉のようにグルグルと舞い、体が捻られ悲鳴を上げます。

そして、木の葉のように舞いながら苦しみのあまり泣き叫ぶ罪人を見て鬼たちは大笑いしています。

鬼（獄卒）

あんな無様な姿で泣き叫ぶとか本当に滑稽すぎwww

こうして、自分が現世で人をバカにしていたのと同じ方法で鬼にバカにされ、ほとんど永遠の時間、火炎竜巻の拷問を受け続けることになります。

・火雲霧処は、人を酔わせてバカにした人が落ちる。

・火雲霧処では、火炎の超巨大竜巻が発生しており、その中に放り込まれ拷問を受ける。竜巻の中を木の葉のように舞い苦しんでいる様子を見ている鬼は、罪人をバカにして大笑いしている。

お酒の場が楽しいのはもちろん良いことですけど、親しき仲にも礼儀ありです。節度を守ってお酒を楽しみましょう！