あなたが落ちるのは大叫喚地獄(受苦無有数量処)です【地獄レベル5−2】

あなたが落ちるのは地獄レベル5の大叫喚地獄(だいきょうかんじごく)にある受苦無有数量処(じゅくむうすうりょうしょ)という場所です。

地獄レベル地獄の種類
等活(とうかつ)地獄
黒縄(こくじょう)地獄
衆合(しゅうごう)地獄
叫喚(きょうかん)地獄
大叫喚(だいきょうかん)地獄 ←ココ
焦熱(しょうねつ)地獄
大焦熱(だいしょうねつ)地獄
無間(むげん)地獄

大叫喚地獄の周りには複数の小さな地獄が広がっていて、その中の1つがあなたが落ちる受苦無有数量処になります。

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大叫喚地獄の受苦無有数量処に落ちるのはこんな人

大叫喚地獄の受苦無有数量処は、嫉妬や僻みの感情から人の悪口を言ったことのある人が落ちる地獄です。

5chとかtwitterとかで毒を吐いているような人が落ちる地獄です。

ただ単に悪口を言うだけではこの地獄には落ちません。あくまで嫉妬や僻みの感情から悪口を言ってしまった場合に落ちます。

だから、お互いに「相手のダメなところを言い合おう」と目的を持って悪口を言うことはOK。でも、

あの子、可愛いからって調子に乗りすぎ。絶対性格悪いでしょww

と嫉妬の気持ちが入った悪口はアウト。

とはいえ、人が悪口を言うのは多くの場合嫉妬とか僻みとか負の感情に支配されている時です。しかも、嫉妬・僻みの感情を抑えることはとても難しい。そのため、受苦無有数量処は気を抜くと落ちてしまいがちな、身近な地獄の1つです。

受苦無有数量処はこんなところ

受苦無有数量処では、身体の中に無数の虫が埋め込まれ、内からは身体を蝕まれ、外からは業火で身体を焼かれます。

虫たちは身体の中を食いちぎることはもちろんですが、毒を持っており、脳や筋肉、神経などは毒に侵され、まともに動くことができなくなり、体は痙攣し続け、色や香り、声などを感じることができなくなり、苦しみしか感じられない悲惨な姿に変えられてしまいます。

拷問はこれだけで終わらず、鬼がやってきて、もう毒を塗った鉄針を身体にゴシゴシとこ擦り付け、罪人にさらなる苦痛を与えます。

・受苦無有数量処は、嫉妬や僻みから人の悪口を言ってしまった人が落ちる。

・受苦無有数量処では、身体の中に虫を埋め込まれ、虫の毒により廃人となる。

・僻みや嫉妬の感情は誰もが持っているもの。だから、受苦無有数量処は誰でも落ちる可能性がある。

確かに嫉妬や僻みから悪口を言うのは悪いことかもしれません。しかし、嫉妬などの負の感情から発言した悪口は、果たしてその人が心の底から思う本心なのでしょうか。

多くの場合、それは本心ではありません。負の感情に支配され、悪口を「言わされてしまった」と言うケースがほとんどです。だから、少し時間が経って冷静になると悪口を言ったことを後悔することだってあります。心では思っていないけど、悪口とともに負の感情が抜け去りスッキリすることもあるでしょう。

こう考えてみると、受苦無有数量処に落ちる理由というのは悪口よりも嫉妬や僻みの感情そのものにあるように思えてきます。実際に、仏教では嫉妬心は人々を悟りの境地から遠ざける厄介な存在として考えられています。厄介というのは「嫉妬・僻みの感情は強烈だし、コントロールするのが非常に難しい」という意味です。

私たちは人間として生きている限り、この負の感情たちと向き合わなければなりません。一生付き合わなければならない嫉妬や僻みの感情にどう対処するか、今一度自分自身向き合ってみることはとても大切なことかもしれません。

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